盗んだポジショニングで走り出す

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ポジショニング戦略

今回はライバルとは戦わずにおいしい市場を見つける方法についてお伝えします。

ポジショニング戦略は重要です。

どの市場で戦うかによって成功できるかどうかの80%が決まってしまうといっても過言ではありません。

特にひとりで複業(副業)・起業をしようと考えている方にとって、既にビジネスをしているライバルの存在を無視して上手くいくことはありません。

ライバルと同じ土俵で戦っても勝ち目はありません。逆にライバルと全く違う土俵にはそもそも需要(ニーズ)がないので儲からない可能性が高いです。

そこで今回は、ライバルとは戦わずにおいしい市場を見つける「ちょっとズルい」方法についてお伝えします。

ドメインでポジショニング戦略を考える

マーケティング用語に「ドメイン」という考え方があります。

①誰に、②何を、③どのように、という3つの要素を用いてポジションを定義する方法です。

このドメインの考え方を用いて、ちょっとズルいポジショニング戦略の解説をしていきます。

STEP1 ライバルをリサーチする

あなたが参入を検討している市場におけるライバルをリサーチして、ドメインで表現してみてください。

ここでのポイントは「業界大手や上手くいっているライバル」をリサーチすることです。なぜなら、そこに需要があることの証拠になるからです。

STEP2 ドメインの3要素のうち1つだけ変えてみる

流行っているライバルのドメインを書き出したら、「誰に」「何を」「どのように」の3要素のうち1つだけ変えてみることでビジネスができないか考えてみてください。

予備校業界のポジショニング事例

大学受験予備校業界においてポジショニング戦略の妙で成功したのが東進ハイスクールです。

東進ハイスクールをドメインを表現するとこのようになります。

誰に:偏差値60以上の進学校で部活をしている生徒に対して

何を:個性的な一流の講師による授業を

どのように:映像授業で提供する

部活で忙しい生徒でも、いつでも近くの校舎で一流講師の授業を受けられるので、部活と両立しながらでも東大などの難関大学合格が目指せる

というわけです。

ちょっとズラしたおいしいポジショニング

では、どのようにズラすことで新しいポジションを確立できるかみていきましょう。

誰に:偏差値60以上の進学校で部活をしている生徒に対して

偏差値50以下の非進学校の生徒を対象にしたり、
部活が忙しくないのでたっぷり時間はあるが自分一人では勉強をサボってしまう人
をターゲットにすることで差別化が図れそうです。

東大でなくても偏差値30~40からMARCHクラスに合格できれば、それはそれで凄いことですね。

何を:個性的な一流の講師による授業を

あえて授業をせずに分らない問題の個別指導や宿題のペース管理を中心にしたサービスを提供したらどうでしょうか。
どんなに素晴らしい授業を受けても、自分がやらなければ成績は上がりませんね。
ライザップのように日常のパーソナルサポート管理をするのです。

どのように:映像授業で提供する

マンツーマンの個別指導や家庭訪問サービスなどリアルな接点を前面に打ち出すことで差別化が図れます。
映像授業などのように技術が進化すればするほど、逆アナログ的な要素が改めて価値を持ちはじめるのです。

ポジショニング戦略は勝手に想像しない

ポイントは全く新しいものをイチから生み出さない、ということです。

既に売れているライバルをリサーチして、
ライバルが埋めきれていないポジションをピンポイントで狙うのがおすすめです。

ライバルの恩恵を預かりつつ、独自のポジションを構築することができれば、
かなりおいしいビジネスを構築できるでしょう。

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