ひとりビジネスで起業する前に知っておくべき2つの差別化戦略

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起業 ひとり

ひとりビジネスで起業する時に「差別化しましょう!」とよく言われます。

確かにその通りです。その他大勢のライバルに埋もれないための「違い」を明確に打ち出すことは必須でしょう。

しかし、それだけで上手くいくほど「ひとりビジネスでの起業」は甘くないのも事実です。
いいコンセプトはすぐに真似されます(パクられる)。それがビジネスです。

差別化といっても2種類ありますので、
その違いを理解した上で、中長期的にビジネスを継続できるような起業準備をしましょう。

2つの差別化戦略

差別化戦略には2種類あります。

ポジショニング戦略(SP)組織能力(OC)です。

ポジショニング戦略(SP)

他社と違ったことをすることで差別化を目指す戦略です。

たとえば、朝専用の缶コーヒーやヘルシア緑茶(トクホ)は他社と違った切り口(コンセプト)を打ち出すことで、ブームになりましたね。

これらは商品企画段階でのアイデア次第ですぐに差別化を図れるというメリットがあります。
一方で、他社に真似されやすいというデメリットも存在します。

たとえば、トクホ付飲料はヘルシア緑茶(花王)の成功例を真似して、さまざまなメーカーが商品化をしました。コカ・コーラやサントリーといった業界のトップ企業が大々的な宣言広告をかけることでヘルシア緑茶(花王)が築いた市場のシェアを一気に奪いました。

たとえば、電機メーカー業界でいえば、シャープが新しい商品を開発し、それを松下電器(パナソニック)が真似をしてすぐさま市場シェアを奪うという歴史が繰り返されてきました。なので、シャープ(旧早川電機)は「早まった電機」、松下電器は「真似した電器」と呼ばれたりもしていました。

ちょっとズルいように感じるかもしれませんね。でも、これがビジネスです。松下電器(パナソニック)の真似をする能力(リサーチ、商品化能力)、流通網、広告宣伝の上手さなどがあるからこそ、このような戦略が実現できるわけです。

それを回避するために必要なのが、もうひとつの差別戦略である「組織能力(OC)」です。

組織能力(OC)

他社とは違ったものを持つことで差別化を目指す戦略です。ポジショニング戦略とは異なり、すぐに構築できるものではありませんが、真似されにくいため差別化を継続しやすいというメリットがあります。

たとえば、創業100年の老舗うなぎ屋さんの秘伝のタレはすぐに真似されることはありませんね。

たとえば、シャープであれば、独自の液晶技術や商品開発力があったからこそ、鴻海に買収してもらうことができました。
※逆に言えば、技術力だけがあっても経営不振に陥る、ということも言えます。

ひとりビジネス起業で差別化するには?

では、個人でビジネスをする(起業や複業など)場合に、どのように差別化戦略を活用すればいいでしょうか?

結論としては「両方を組み合わせること」が重要です。

まずは、ポジショニング戦略で大手ライバルとは違ったポジションを確立して戦うことは必須です。
資本がなくてもアイデア次第で差別化することが可能だからです。その際に、全く違った市場ではなく、ちょっとだけズラした市場に参入するのがポイントです!

ただし、ポジショニングはすぐに真似されることを想定しておきましょう(繰り返しますが、ビジネスとはそういうものです)

ポジショニング戦略をやりつつ、組織能力での差別化も図る必要があります。

ひとりビジネスでの組織能力とは?

では、ひとりビジネスの場合、どのように組織能力を築けばいいでしょうか?

ひとりビジネスですので、組織=あなたです。

ズバリ「過去の経験を活かす」というのが答えです。

特に自分が過去、悩みを克服した経験や一番お金を時間を投資して学んできたことがあなた独自の強みになります。

今から組織能力を構築するには相当な時間がかかりますので、大きなお金を投資でできないのであれば、おすすめしません。

過去を振り返ってみてください。「自分には・・・」という方にも、きっと他の人からみたらスゴイ経験が1つや2つはあるはずです。
その経験を過去のあなたと同じように悩んでいる人に教えることがビジネスになります(教育ビジネス)。

 

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