冷静と起業のあいだ

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起業

国や会社に頼らずに起業して稼いでいきたいと考える方はたくさんいます。最近では大企業でも副業解禁の流れがきていますので、会社の給料以外の第2の収入源がほしいと考える人も増えてくることでしょう。

実際に私も起業をして、本当に良かったと実感しています。

ただし、起業の現実はそんなに甘いものではないということも知っておきましょう。

ビジネスは投資である

まずはこの原則を理解しておきましょう。

たとえば、シャープのような製造業であれば、すぐに売上があがるわけではありません。

工場を建設し、原材料を仕入れ、製造し、工場の従業員に給料を払う。このような先行投資をしたのちに、はじめて商品が完成し、販売することができます。

しかし、販売し売上があがってもお金はまだ入ってきません。回収は数ヶ月後である場合がほとんどです。

つまり、お金が入ってくるまでには時間がかかるということです。

なので、先行投資の資金を準備するために銀行などから借り入れをしてビジネスを開始する、というのが一般的です。

「投資が先、リターンは後」というのが一般的なビジネスモデルです。

ただし、このようなビジネスモデルを選択してしまうと、起業するまでのハードルが高くて躊躇してしまう方がほとんどでしょう。

ひとり起業成功のポイント

では、どのようなビジネスモデルを選択すれば、ひとりで起業して成功できるのでしょうか?

ポイントは3つあります。

①初期投資

初期投資があまりかからないビジネスで起業することをおすすめします。
ビジネスははじめから上手くいくことはありませんので、できれば2年間分ぐらいの生活費を確保した上で、最悪、初期投資は無くなっても構わないという覚悟の持てる金額でビジネスをスタートさせましょう。

②先行回収

先に報酬をもらってから商品・サービスを提供するビジネスモデルを選択することがポイントです。黒字倒産というのは、利益が出ていても回収が遅くなり借入の返済が間に合わなかった場合に発生します。

③継続課金

ビジネスで一番お金がかかるのは新規のお客さんを獲得することです。リピーターのお客さんを集めるよりも5倍のコストがかかると言われています。なので、一度来てくれたお客さんと継続的に取引できるビジネスモデルを考えることが重要です。

スクールビジネス

これら3つの条件を満たしたビジネスモデルがあります。それがスクールビジネスです。

自分の知識や技術を他人に教えることで対価を得るビジネスですので、ほとんど初期費用がかかりません。先にお金をいただいてからサービスを提供するというのが一般的な業界です。たとえば、大手予備校では一括して年間分の授業料を先に振り込んでもらっています。

そして、月謝制とすることで、一度来てくれたお客さんは継続的に通ってくれることが期待できます。毎月安定的にお金が入ってくることを読んで経営することができますので、無理をせずに投資をしてビジネスを拡大していきやすいというメリットがあります。

冷静に起業しよう

実際に起業しても、1年以内に40%が廃業してしまうという厳しい現実があります。

情熱だけでは駄目です。あなたのスキルや経験ももちろん大事ですが、実はどのビジネスモデルを選択したかどうかが起業の成功確率は大きく変わってくるということを冷静に考えた上で、起業にチャレンジしていただければと思います。

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